当社の経鼻投与基盤技術は、
独自の粉末製剤技術と
投与デバイス技術からなる
Combination Technologyです
3D Nasal Cast Model
管理用
株式会社新日本科学(本社:鹿児島県鹿児島市、代表取締役会長兼社長:永田良一、以下「新日本科学」)のトランスレーショナル リサーチ(TR)事業では、脳へ移行しにくい薬物を鼻から脳へ送達させるための技術の研究を進めております。この度、国立大学法人浜松医科大学 光医学総合研究所 尖端生体イメージング研究部門 分子病態イメージング分野(間賀田 泰寛(まがた やすひろ)教授)との共同研究成果が、核医学と放射性医薬品科学の分野で重要な科学雑誌であるNuclear Medicine and Biologyに掲載されましたので、お知らせいたします。
当社は独自開発の経鼻粉体製剤技術と独自設計の経鼻投与デバイスを組み合わせた「経鼻製剤投与プラットフォーム技術」を活用し、中枢神経系疾患治療等におけるアンメットメディカルニーズに求められる技術開発を今後とも進めてまいります。
【公表論文について】
タイトル:Brain drug delivery from the nasal olfactory region is enhanced using lauroylcholine chloride: An estimation using in vivo PET imaging
掲載誌:Nuclear Medicine and Biology
DOI:10.1016/j.nucmedbio.2024.108968
URL:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0969805124000945
<新日本科学について>
株式会社新日本科学(東証プライム:2395)は、国内外の製薬会社や研究機関、バイオベンチャーのパートナーとして医薬品開発業務の受託研究を行う、1957年創業の国内初のCRO(Contract Research Organization)です。新日本科学グループは、「環境、生命、人材を大切にする会社であり続ける」という企業理念のもと、CRO事業においては、基礎研究・創薬を含めた医薬品開発の全ステージを受託できる国内唯一の企業としてパートナーの新薬開発支援に取り組むとともに、トランスレーショナルリサーチ事業では、独自開発した経鼻投与製剤技術やデバイスを活用した自社開発品のライセンス活動に注力しています。また、鹿児島県指宿市では、広大な森林と自然を活用したメディポリス事業を行っており、地熱発電やリゾートホテル運営などを通じて地域経済の振興と環境保全を推し進めるとともに、人々のウェルビーイング(Well-being)と生活の質の向上に貢献し、幸せの連鎖を創造する活動を展開しております。詳細については、HP(https://www.snbl.co.jp/)をご覧ください。